アイルランド / Ireland

大西洋に囲まれた小さな島国だが、サラブレットと地元の農耕馬との掛け合わせ、アイリッシュハンターと呼ばれる障害飛躍に適した馬もいれば、コネマラ種と呼ばれる小柄で外乗に適した馬種もいる。夕方に町を散歩しているとパブの中から音楽が聞こえてくる、中に入ると、音楽に合わせアイリッシュダンスを踊っていた。ギネスビールが飲めない人もパブを訪れることを勧める。パブはもともと社交の場で、教会帰りに牧師を囲んで飲んでいる人たちも見る。秋にはフォックスハンティングが終わるや皆がパブに集まり乾杯する。どんな小さな町に行っても教会とパブは必ずあるよと、明るく話すアイルランドの人たちが忘れられない。
北アイルランドとの国境近くドネガと呼ばれる海の綺麗な地方がある。EU保護海岸地域もあり歩いて入るか馬で入るしか許可されていない海岸線もある。大西洋海岸トレールでのもう一つの楽しみはホテルの夕食だ。毎晩フルコースで素晴らしい食事が味わえる。ホテルの窓からは夕日が大西洋に沈んでいくのも見れ、とてもロマンチックな外乗コースでもある。
ドネガルから南へ進むとスライゴの町が有る。詩人イエーツが活躍した地域としてアイリッシュ文学を勉強した人達が訪れる街だ。スライゴの町のホテルに滞在しながら毎日、海岸、山岳地帯と変化に富んだトレールを楽しめる。引き潮に合わせ何十Kmもの海岸線を走る醍醐味もここではならの事だ。ここでのおすすめは1日マークリー城に馬で入り宿泊できるという事だ。ここスライゴでは高校生の為にフランス、イタリア、ドイツの学生たちが夏休みの3か月を利用して乗馬検定資格と英語の勉強にやってくる。英語を母国語としない3-4人の学生が1件のホームステイに入り国際交流を深める。大学受験もいいが、若い時でなければできない乗馬留学も良いのではないか。また、このスライゴからセルフガイドのツアーもできる。中級以上の技術と経験があり馬の世話も自分でできると言う自信が有れば、地図を見ながら(今はGPSもあり簡単に目的地にたどり着くことができる。)自分たちのペースで二人から六人までのグループで7泊8日5日間の外乗の旅に出かけては如何だろうか。
 アイルランドと言えばハンター種の障害飛躍馬で石垣を飛び越えて行くそんな想像をされる方もいるかと思う。そんな冒険好きで、上級者のための固定障害外乗コースもある。それでも物足りない人には1日フォックスハンティングに参加する許可も与えてくれる。期間は10月から4月までの半年間のみである。アイルランド中央西、エイルクロスカントリーに挑戦してみよう。
 まだまだそのレベルではないがいつかはそんな冒険にも挑戦してみたいと言う方へレスリー城滞在での障害飛躍レッスンをお勧めする。初級者から上級者全てのライダーを満足させてくれる。野外固定障害コースもあり、エイルクロスカントリーに挑戦する前にここで足慣らしをすることをお勧めする。1日3時間の講習で最低5泊6日のコースから始まる。
 そしてアイルランド南西に位置するディングル湾とても美しい街ディングルには夏中、色々な催しが行われている。乗馬をされないパートナーと一緒に旅行される方にもお勧めできる