ポルトガル / Portugal

車の発達とともに馬文化が消滅してしまった国が多いが、そんな流れの速い近代社会に逆らい馬文化を現在まで守り続けた国の一つと言えよう。アンダルシアンの馬たちの中から騎馬闘牛にふさわしい、勇敢でスポーティブな馬をルシタノとして100年以上の年月をかけ繁殖してきた国でもある。クラッシックドレッサージュ(伝統的馬場馬術)は騎馬闘牛の中で人馬の生死を分けるほど、真剣でなおかつ優雅な美を現代にまで残していると言えるだろう。その伝統的馬場馬術を本にまとめたポルトガル人がNuno Oliveira である。YouTubeで検索すると彼の世界を見ることができる馬術と言うものを全く知らなかった私に馬の魅力を教えてくれたのもここポルトガルのアルケインサ校である。この学校の校長Georges Malleroni氏は Nuno Oliveiraの志を受け継いだ内弟子の一人である。ポルトガルの馬祭り、ゴレガでは400mの円周場に500頭のルシタノ種馬が一斉にピアッフェをし始めた。その瞬間、この国の持つ馬文化の深さをまざまざと見せつけられたような気がした。
また、ルシタノ馬を使ってポルトガル南部・ドルフィンコーストライドはお勧めコースの一つだ。
特に11月のゴレガ馬祭りに合わせることができれば一石二鳥の楽しみ方ができると思う。