スペイン / Spain

Spain 14月から6月にかけアンダルシア地方ではその年のシェリー酒の完成を祝って、祭りで賑わう。へレスやセビリアの馬祭りは是非お勧めしたい。アンダルシアン馬でのクラッシックドレサージュのレッスン+外乗を希望される方にはエポナの乗馬クラブがセビリア郊外にある
アテネオリンピック銀メダリストRaphael Soto(へレスにあるスペイン王立アンダルシア乗馬学校の教官でもある。)によるクラッシックドレッサージュレッスンを少人数(5人以下)のグループで受講することができる。Raphael Sotoによるレッスンは年に4回しかないので希望される方は早めに申し込みをされるとよいかも知れない。滞在中に1日はへレスにある王立アンダルシア乗馬学校の馬術ショーを満喫することができる。外乗+レッスンは12月中旬から1月一杯までは休みになるが、それ以外は年中日曜日から土曜日までの1週間単位で参加することができる。また、外乗なしでクラッシックドレッサージュを集的に学びたいと言う人のためのコースもある。このエポナ乗馬学校のインストラクターを務めるViViもまた、王立アンダルシア乗馬学校の狭き門を卒業した一人である。
 アンダルシア地方南東部、地中海からシエラネバダ山脈が急な斜面で伸びて行く。高台からは地中海をはさみアフリカ大陸モロッコにそびえるアトラス山脈も一望できる。アルパヤラ・ライドはアンダルシア地方の避暑地でもあり地中海近辺に比べると10℃以上も気温が低く乾燥し過ごしやすい。その自然環境を利用して生ハムを作る工場がいたるところに点在している。
ここまで来ると、1日時間を伸ばしてアルハンブラ宮殿を訪れてみるのも良いだろう。
 基本的には同じ地域だが春先と秋にはもう少し、地中海に近いコースタル・レンジライドもお勧めのコースだ。両ライドともアンダルシアン馬を使う。どの馬も力強く、調教も素晴らしくできていて安心できる。中級以上の経験と技術が有ると楽しめるコースである。
セビリアとへレスの間にはヨーロッパ最大の国立公園ドニィアーナ、そして大西洋の美しい海岸線、マリア巡礼の村ロシオ等をアンダルシアン馬で周る、アンダルシアトレールライドがある。
この他にバルアレス諸島(バルセロナと地中海の間に位置する)の一つメノルカ島での外乗コースもある。夏のバカンス期の前後、観光客のいない時期に数回催行される。
 海辺の速いギャロップを希望される方には地中海トレールそしてゆっくりのんびり歩きたいと希望される方にはカタロニアコーストライドなどスペインはヨーロッパの外乗コースの中心ともいえるだろう。宿泊施設は豪華なパラドールやお城を使うコースあり、ワインやシェリー付豪華な食事でもてなしてくれる。馬たちはアンダルシアンやアングロアラブと素晴らしい馬たちが多い。
 マドリッドを北西にアビラという古城の町が有る、そこからさらに西へと進むとグレドスの森が開けてくる。今でもローマの道がいたるところに見ることができる。昼休みに川のプールで泳いだり、自然が楽しめるコースでもある。私が初めてスペインのコースを下見に来たのもこのコースだった。ガイドに連れられ石垣をいくつも飛び越え、キノコ狩りをして地元のレストランに持っていくと、ステーキに添えて出してくれた。20年も前の事だが、心温まるもてなしは今も変わらない。
マドリッドから北へ2時間車で走ると、セゴビアの大水橋がある。世界遺産の一つである。セゴビアの歴史をキャンターで走る。このコースでは多くの文化遺産を見、同時に足場の良い草原をギャロップで走る。昔は羊や牛を放牧していたという大草原、そんな中に教会やお城が点在している。
 スランスとスペインとの国境近く、地中海に沿った小さな村々が点在する。画家ダリが住んでいた地域である。ダリコーストライドでは深く切り込んだ海岸線や砂浜そして村々を通りながらダリのルーツを感じる馬の旅である。